かっちょええ〜!

自転車で公園で遊んでいると
どうしても広場の方ではなく
雑草ぼうぼうの方を走りたがったんだけど
結局無理ってことがわかって諦めた時
おじさんが颯爽と雑草の中を自転車で走ってきたのね。



それを見た晴樹が目を輝かせて




「あのでてんしゃめっちゃかっちょええ〜!!!」




ってめっちゃでかい声で叫んだのよ。



母はもう恥ずかしくてやめてくれ〜
って思うしかできませんでしたとも。



しかもその後その自転車のおじさんは
なぜか公園の水道で自転車めっちゃきれいに拭きだしたし




そして極めつけに晴樹が




「はるきのでてんしゃも行ってくるわ。」



とかっちょよく??自転車をこいでんけど
結局雑草の中を走ることは出来ずに
押しながらおじさんのでてんしゃの横へ行ってもたし。






晴樹はおじさんに興味津々やねんけど
話しかけれるほどの勇気もなく、
おじさんから晴樹に何か言ってくるわけでもなく、
不思議な空気が彼らの間に流れていました。



そして自転車を拭き終えたおじさんは
また颯爽と自転車に乗ってさて行きました。