ちゃーちゃん

晴樹はなぜかあきのことをずっと
「ちゃーちゃん」
と呼ぶ。


なぜかと聞かれても、かなり謎。


しゃべれるようになった時、
お母さんって教えたのに、
発声に失敗してちゃーちゃんになったのか?
くらいしかわからない。。。


でも、わかりやすくていいんだけどね


でね、ちょっと面白かったことがあったんだけど、


いつもあきのことを
「晴樹君のママ〜」
って呼ぶ晴樹の友達がさ、


いつも幼児教室へお迎えに行って、窓の外にあきを見つけると
「ちゃーちゃん来てんで!」
と晴樹に報告してくれるの


あきには「晴樹君のママ」で、晴樹には「ちゃーちゃん」


子どもの世界にもいろいろあるんだねぇ



でね、もう1コびっくりだったのがさ、



これもお迎えに言った時なんだけど、
ちょっと早くついちゃったあきを、
まだ教室で遊んでた晴樹が見つけて
窓のところで


『ちゃーちゃ〜ん』


って呼んで、手を振ってくれたから振り替えしてたらさ、


なぜか窓の近くにいた子どもたちみんなが窓に張り付いて


『ちゃ〜ちゃ〜ん。』


大合唱でみんなで手を振ってくれました


ここまでしてもらえると、
なんか恥ずかしいなぁ